ラーメンがまずいなら普通は「そんな店に行かなければいい」と考えるが、政治であれば容易に国は変えられないので、その重要なところの対応が成り立ってない。
長期政権は腐敗するからこそ政権交代が必要なので、いわばチャーシュー麺を注文するほどチャーシュー麺の味が落ちていくようなものだが、その要素も拾えていない。
豚骨ラーメンを成長させるために豚骨ラーメンを注文しよう、と考えることもない。
政権の評価は国の問題なので、この店にとって看板メニューはチャーシュー麺のままでいいのか、それとも豚骨ラーメンがいいのか、という判断を迫られていることになるが、ラーメンのたとえでは「個人の好み」で終わってしまう。