美人なお姉さんぞろいの煌びやかな立食パーティー会場の雰囲気に馴染めず逃げるように石造りのバルコニーへ出て夜風に当たっていると菫色のドレスを着たツリ目のお姉さんが「うふふ」って微笑みながらやってきて僕の背中を指でツツツとなぞり始めるそのこそばゆさとお姉さんのフローラルな香りにゾクゾクしていると耳元で「ねえ…お姉さんといいことしない?」って囁かれて僕はハイ以外の返事を忘れた従順な犬となってお姉さんに尻尾を振り続けたい人生だった
Permalink | 記事への反応(0) | 11:23
ツイートシェア