■他人の多少の迷惑には寛容でありたい

日本ではよく他人に迷惑を掛けるな、と言われるけど

最近はこれが行き過ぎている気がしていて、迷惑を掛けざるを得ない他人への排斥に繋がっている気がする。

たとえば小さな子供。

子供なんてどうやっても他人に迷惑を掛ける存在だけど、

多少の迷惑は許容しないと子供はその場に居られなくなる。

病人、老人、無能な人なんかもそう。

障害者や妊婦なんかは、迷惑を掛けないように最大限の努力していれば認められるけど少しでも手抜かりがあると叩かれる。

他人に迷惑を掛けないというのは美徳でもあるけど、

それが今は美徳を超えて、何が何でも俺に迷惑を掛けるな、という方向に行っている気がして少し怖い。

自分だって誰かに迷惑かけてるかもしれないのに、みんな既に他の誰かに迷惑を掛けられっぱなしで、キャパがなくなってきてるのかね。

子供の数なんかは、昔の方がずっと多かったはずだけどね。

Permalink | 記事への反応(2) | 20:52

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