撫でにきたっていうか「ねこだー!」って騒いで猫を見たらどこかに行ってしまうのだが
もしかして、撫でたいのかなと思って
とこに猫を抱いて連れてきたら、恐る恐る撫でていた。別の日には手のひらにキャットフードを
乗せて、食べさせてあげたりもした
だけど、しばらくして三毛猫は体調を悪くして
亡くなってしまった
それも知らずいつも通り小学生が「ねこちゃん」と会いにきてくれた私は「猫、もういなくなっちゃったんだよ」と言ったら何か察したように
その日は帰っていった
猫じゃらしをいつも三毛猫が寝ていた場所にそっと置いてどこかへ消えた
私はその猫じゃらしを部屋のテーブルに置いて
「あそぶやつがいないんじゃなぁ」としばらく
眺めていた