円安で輸出系大企業が儲かる、という論理がある。
この論理を「中小企業の利益にもなる」と言いたい場合、連中は「トリクルダウン」という論法を使う。
大企業が儲かり、その利益が何らかの形で中小企業にも波及する、という希望的観測である。
当然、そのようなことが起こるはずもなく、円安下では一部の輸出企業以外は苦しむことになる。
円安は輸入コストを増加させ、特に輸入に依存する企業にとっては負担となる。
また、国内での生活コストの上昇も引き起こす。
Permalink | 記事への反応(0) | 11:31
ツイートシェア