「コクゼイ、ここは?」
「ここは租税法の海、課税の源の海の中。税制フィールドを失った、分類を失った世界。どこまでがビールで、どこから発泡酒なのかわからない、曖昧な世界。 どこまでもビールで、どこにもビールがいなくなっている、脆弱な世界」
「僕は、死んだの?」
「いいえ、全てがひとつになっているだけ。これがあなたが望んだ世界、そのものよ」
「でも、これは違う。違うと思う。」
「他分類の存在を今一度望めば、再び、酒税の壁が、全てのサケを引き離すわ。また、分類の恐怖が始まるのよ。」
「…いいんだ。ありがとう。」
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