母には親友がいて、毎週末おうちに遊びに来てお茶してた。
同じ職種で同じ年代。その仕事ならではの悩みもあったようで、子どもの私からみても仲がいいよね、親友だよね、って思っていた。
ある日、母の親友が自ら命を絶った、と聞いた。娘さんが今で言う反社の人と結婚したとか、お通夜に分厚い香典持ってきて追い返した、とか。そんなことを言っていた記憶がある。
母にはそのあと親友と呼べる人はいなかったような気がする。あのころどんな気持ちだったんだろうな。大人になった今だったら受け止められるのにな。
母が認知症になってしまって、本当のところは何もわからなくなってしまった。
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