不動産投資の魅力は家賃収入が得られることですが、その魅力を大きくしてくれるのが、「レバレッジ効果」です。1000万円を利回り6%で運用した場合のリターンは60万円です。対して不動産投資では、1000万円を頭金に4000万円を借りる(年利2%・35年返済)ことで5000万円の投資ができ、6%で運用すればリターンは141万円(家賃収入300万円−ローン返済159万円)です。借入分の金利を抜いた元本94万円を含む実質的なリターンは253万円とかなり大きくなる。これがレバレッジ効果です。
入居率が高い物件なら、他人(入居者)が家賃を支払う形でローンを返してくれます。遅滞なく返済できれば信用が高まっていき、それによって次の融資が受けやすくなり、別の物件への投資が可能となります。最初にいい物件を買えば芋づる式に物件を増やすことができる、というわけです。