海で遊泳しながら生活していく上では浮力をどう得るかが重要になる。
魚のように体内器官として浮袋を備えている種もあれば、鯨類が脳油(鯨蝋)の温度調節で浮力を得ているように脂肪分を浮力に使っているものもある。
人魚の場合、全体的な体格としては遊泳に適したスリムな形を維持しつつも脂肪分を貯留しておけるということで、女はパイオツ、男はツーケーという部位が必然的にそれを担うことになる。
鯨類の場合、海中では脳油の温度を下げ個体化し、頭の部分の比重を高めることで頭に重りの役割を担わせる。
浮上するときは逆に脳油の温度を上げて液体化し、比重を下げて浮力を得る。
そのため人魚の女が海上に上がって来たときのパイオツはどれもマシュマロオッパイとなっているのだ。
同様に男の人魚の場合、胸のかわりに臀部が脂肪を貯留する役割を果たすためプリケツとなる。
このように海中での人魚は、女はパイオツ、男はツーケーという、それぞれ体の前と後ろという異なる部位がおもりの役割を担うことから、
つまり深く潜れば潜るほど海中の人魚の胸と魚人のケツは岩のようにガチガチということか・・・