2022-06-26

[]フルンティング

古代イングランド叙事詩ベオウルフ』に登場する剣。その名は古北欧語の "Hrot" (「突き刺す」)に由来する。

巨人怪物・グレンデル撃退した勇士ベオウルフ

グレンデル母親がその復讐にやって来た際、彼はこの剣をフローガール王の廷臣・ウンフェルスから借り受けて戦いに臨んだ。

いろいろと由緒ある名剣らしいのだが、なぜかグレンデル母には全く通用せず、やむなく素手(と現地調達した別の武器)で退治するハメになったという。

この剣が役に立たなかった理由については諸説ありはっきりしないが、とにかく「役に立たなかった」ことだけは確からしい。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん