去年は騙し騙し使っていた、たまに水が滴るエアコン。今年になって、ドレンパンが溢れると滝を作るようになった。
ホースが詰まったかと思ったが、ここのドレンは塩ビ管で、今まで知っていたドレンホースの管理は役に立たなかった。
径の合うサクションポンプを見つけたので祈るように購入。すかっ。手応えのない音が響く。輪ゴムでパッキンを作り、再度試す。すかっ。これはジョイントと塩ビ管に隙間がありそうだ。
6畳のワンルームに、外したエアコンを置く場所は無い。修理を呼ぶこともできない。
退去時の清掃にエアコンは含まれないようだ。しかしメンテナンスをせずにエアコンが稼働できるのは精々数年、長くても十年のようだ。賃貸契約の物件では、いつか誰かがババを引くまで放っておくのだろうか。
長く住んだところは新築だった。それまでは短い期間しかいなかった。しかしいつか誰かが、外したエアコンを置く場所が無い部屋で、なんとかしなくてはならない。それを初めて知った。
この部屋は気に入っているし、以前と違って一人なら6畳で十分だ。しかしエアコンのメンテナンスのことを考えると、余裕のある面積の部屋に住むべきなのかもしれない。
実際に他の人はどうしているのだろう。エアコンの寿命に当たったら引っ越すのだろうか。一時的な仮住まい以外では狭い部屋に住まないのだろうか。
本格的に暑いらしい直近の週末を乗り切れる気がしない。