2022-06-15

 「コンビニはいれたてコーヒーをやめられない理由がある」──そう話すのは、流通小売り・サービス業コンサルティングを約30年続けているムガマエ岩崎剛幸代表そもそも、各社が100円コーヒーに力を入れるのはなぜか。セブンが値上げに踏み切った理由は何か。コンビニ業界に詳しい岩崎氏に聞いた。

コンビニ

コンビニ各社が100円コーヒーに力を入れるのはなぜか(出所プレスリリース、以下同)

「高い粗利率」が最大の魅力

 岩崎氏は、コンビニがいれたてコーヒーに注力する理由の一つに「高い粗利率」を挙げる。

 「セブンコーヒーの原価率は46~47%、粗利率は約53%といわれていますコンビニの平均粗利率は30%程度なので、コーヒーは高粗利のいい商品なのです。セブン場合、年間10億杯のコーヒー販売しており、売り上げ1000億円として粗利は530億円になります100円でも十分もうかる、やめられない商品なのです」(岩崎氏)https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2206/15/news049.html

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