「女ならボタンくらい繕ったらどうだ」の声に驚いて振り向くと、総務課で40代の男性と、若年の女性。男性はサッサとシャツを脱ぎ去ったけど、女性は裁縫道具を手にして俯いたまま。 私は咄嗟にお局を連れて、女性の目の前で「彼は生来の生きづらさで自他の境界がなく、自分より年下の女性には何をしても構わないと思っている。下手に刺激をするとパニックを起こして自傷行為に及ぶこともある。あなたに至らないことはない」と言った。シャツはお局が引き取った。大丈夫ですよと念じながら。
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