10年くらい前、都営地下鉄の方の市ヶ谷駅の改札を通ろうとした時に知らない妙齢の女性にいきなり話しかけられた。
話を聞くに焦っているせいなのか回りくどい話し方で要領を得なかったのだが、要約するに父親と待ち合わせているのだが出かける時に携帯を家に忘れてしまい
さらに悪いことに財布を無くしてしまったので連絡手段がなくて困っている、みたいなことを5分くらいかけて訴えてきた。
あまりにも話が長いので途中で遮り「何がおっしゃりたいのですか?」とつい聞いたところ「小銭でいいので貸してほしい」とのことだった。
かなり怪しいとは思いつつも、困った人を見捨てるのも嫌なのでとりあえず財布にあった500円玉を渡してその場を去ったのだけど
そうです私は寸借詐欺にあったのでした。
今思うと話が無駄に長くて要領を得ないのも改札の窓口になぜか駅員がいない(時間帯によっていないこともある)だったのも作戦だったんだろうな~。