私に言わせれば、今の日本で天寿をまっとうした分譲マンションはない。天寿をまっとうするとはすなわち、建物が老朽化して住めなくなったあと、区分所有者全員が取り壊しと跡地の売却に合意。売却をしたお金を専有面積割合で配分して、管理組合を解散する。それが私の考える「天寿のまっとう」である。
地震で取り壊さざるを得なくなったマンションについて、「天寿をまっとう」したとは思わない。それは明らかに事故死である。
残酷な現実だが、分譲マンションには出口がない。ほとんどのマンションは天寿をまっとうできない。
Permalink | 記事への反応(1) | 16:22
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同潤会アパートとかはどうなの?