今までは、得たいものを具体的にしてひたすらそれを狙い撃ち、狙い撃ち狙い撃ち狙い撃ち、狙い撃つ…という感じで走って、得て、走って、得て、という感じだった。
少しばかり極端でも周りには「ああ、狩りをしているのね。仕方ない。」と思ってもらえた。
これからは、狩りではなく、農耕をやらなければいけない気がする。
狩りには疲れた。得たいものもないし、得るべきものも見つからない。
得たいものは、今、時間をかけてゆっくり形成されていくものになっていた。
地道で、見えないし周りからは「何やってるんだろう?よくわからない」と思われがち。
確かに結果も見えにくい。
けれど、確実にそういう仕事でしか得られないものってあって、それは農耕に似ている。
泥臭いし、地道で、わかりにくい。
テンポを早めず、ゆっくり継続的に丁寧に観察して、静かに考えながらやることで出来る何かをやる時期なのだ。
そう思うことにする。