メロスはアクメした。必ず、かの邪智暴虐の玉を除かなければならぬと決意した。メロスにはアナルがわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども乳首に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此このセクロスの市にやって来た。メロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿として迎える事になっていた。結婚式も間近かなのである。メロスは、それゆえ、花嫁のエロ衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。メロスには乳首の友があった。センズリティウスである。今は此のセクロスの市で、石工をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。アクメしているうちにメロスは、アナルの様子を怪しく思った。しっとりしている。もう既に心も堕ちて、アナルが黒いのは当りまえだが、けれども、なんだか、調教の成果ばかりでは無く、アナル全体が、やけに寂しい。のんきなメロスも、だんだん不安になって来た。いや走れエロスでよかったわ