たぬきは困り果て、たぬきの住処の近くにある祠にお祈りしました。
するとどうでしょう。そこからまばゆいばかりの神様が現れたのです。
神様はたぬきに西へ向かえとお告げし、たぬきはそれに従いました。
家を出たたぬきは朝日を背にしてずっと続く朝日の中を進みます。
そしてたぬきは少しづつ小さくなり、気づけばあの水田へと戻っていたのです。
だけどもたぬきの姿はそこにはありませんでした。
神様は言いました。あなたは前からこの水田の妖精だったのです、と。
たぬきはとても困りました。
そうして男の子に言うのです。
僕はそんなふうではないよ、と。
だけどもたぬきは続けました。
僕は狂っていないのだからね、と。
よくわからんけど感動した!
俺はこの話が嫌いだ・・・ 俺はたぬきが嫌いだ