2020-06-24

漫画の最終巻ってなんであんな感興かきたてるんだろう。話が終わりに向かっていることを感じさせるほど強く引き込まれて強い印象を残すやつ、一つ前の巻で次が最終巻であるのを匂わせるやつ、あるいは一悶着が落ち着いて作品としてはすっと終わるやつ、筋書きとしては旅や日常風景の終わりを示すやつとか。

ゆるい作品とかも好きなんだけど、読んできた中だと、切迫してるけどギャグ自然雰囲気とか、いろんなもの見て回ってきて大団円、って感じのがある作品が、好きでかつ強い印象が残っている気がする。終盤に突然、回想からの回想が続く、異様な話の構造になるのもけっこう好き。

その点今一番通じる例えで言うと鬼滅は最終巻入ってから5巻くらい続いているようなヤバさがあると思う。人物像の掘り下げが鬼気迫っていて、上に挙げたような枠組みじゃ捉え切れないんだろうけど。とにかく最後の3巻が出る12月まで毎巻楽しみ。

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