上京したての頃毎日日記を書いていた。
今日はどこに行った、何を買った、何を作った、誰が家に来た、こんな失敗をした、こんないいことがあった、しょうもない日記だ。
買ったというのも、テレビを買ったとかそういうレベルではない、野菜とかそのレベル。マジでしょうもない。
でも、様々な初めてがそこに記されていた。
いつの間にか日記は止まってしまっていた。
それも当然だ。そこに記されている体験をしたところで、とくに記録として残るような気持ちは起きない。
もう今の生活ではあの頃のような新しい気持ちを迎えるのが難しいだろうし、そろそろ新しい生活に向かってもいいのだろうか。
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