2020-06-21

ダーウィニズム優生学って

ダーウィンの主張した「正しい」ダーウィニズムを捻じ曲げて作ったもの優生学だ、みたいな理解があって、俺もそうだと思ってたわけなんだけれど、よくよく考えると優生学本質って「人類品種改良」であって、品種改良というダーウィニズムよりもはるかに昔からある考え方なんだよな。

しろダーウィニズムは、そう云う古式ゆかしいアイデアに振りかけられたスパイスなんだろうと。

どれほど否定されてもそれを信じ続ける冷酷な人達大勢確保し続ける「優生学のしぶとさ」って、ダーウィニズムの強力さではなくて、それが古くから当然として信じられてきた「品種改良」のアイデアに基づいているからなんだろうな。

  • 優生学のしんどいところって、優生学を信じる人自身が優れている側だと信じて疑わないことだ

    • 自分を滅ぼす学問って、存在しないのだろうか?

      • ある学問における解明すべき謎や問題を全部解いてしまうと、その学問の存在意義は失われないまでも大幅に下がるので、あらゆる学問は自己の存在意義を否定するために努力している...

        • 謎を全部解いた学問ってこれまでに一つでも存在するんか

        • 解明すべき謎や問題を全部解けることは、どんなに学問が発展したとしても起きない。

          • 解明されていない謎や問題を探し出すことも、学問と言うかそれで食っている学者の大事な仕事なんだろうね。 機械式計算機を研究していた学者もかつては居ただろうと思うけど、今や...

    • それ優生学に限ったことなのかね ある言説によって自分が割を食うと思ったらそれを支持する人なんてほとんどいないと思うけど

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん