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性的な行為が本当に面倒くさく、できれば効率的に済ませたいと思ってある実験を行った。

そもそも人間なんて適当にできているのだから、性行為の一部だけでも十分に満足できるのではないか。

例えば、フィニッシュの声だけ出せばどうだろうか。

物は試しと、できるだけ現実に即したように「イクゥゥゥッ…ゥ…」と喉の奥からひねり出した。

その声は虚しく部屋に響き渡った。特に気持ちよくはなかった。

全く愚かだった。適当にできているのは私だけなのかもしれない。

Permalink | 記事への反応(2) | 13:29

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