AI、5G、自動運転。「来るよ来るよ、ものすごい未来が来るよ!」と
これほどまでに事前予告されるイノベーションが今まであっただろうか。
どれも気がついたら広まってた。
それがもたらす未来について、ああだこうだと議論した記憶はない。
そしてもう一つ、今までのイノベーションは「逆戻り」がなかった。
インターネットを使い始めて、やっぱり必要ないやと言ってやめる人はいなかったし、
スマホを買って、やっぱりガラケーがいいと戻る人もいなかった。
ダイヤルアップなどという、発展途上の技術であっても、一旦使えばその上を求めることはあっても
いらないと言って引き返すことはなかった。
でも今、AIで故人の映像にしゃべらせることに、「こんなのいらなくね?」という人がいて、
自動運転の手前の運転支援の技術が、それを搭載した車に一度乗ったら、
搭載してない車に戻れない、というものになっていない。
今イノベーションだと言ってることは、景気を上げるために何とか新しい需要を生み出そうとする、
もう、人々が渇望する、わくわくするような、それをいち早く手にした人が羨ましくてしかたないような、
口を開けて待っとくだけの立場は楽でいいね 何かが定着したあとになって自然と広まっていたと言い 次の新しい技術にはまた必要ないものだとケチをつけるんだろう
イノベーションは全部結果論だからな。 ああいう「未来の技術」なんてのは、それ自身がただの娯楽。「起業家なんとか」と同じ。 無論結果が出始めたイノベーションもあるだろうが、...