2020-01-04

息苦しくて、息苦しくて、ここではないどこかへ行きたくて

身動きも取れず、身動ぎ一つもできず

とにかく、ここにはいたくなくて


でも、怠くて

まるで泥の中に肩まで浸かって、指先一本さえ動かせないほど怠くて

怠くて、怠くて怠くて怠くて、何もかもが面倒くさくて、吐く息が空虚に冷たくなるほど怠くて

周りから聞こえる雑音がチリチリと胸の中でうるさくて

「――ああ、嫌だ、ここは自分の居場所ではない、どこかへ行きたい」

段々と寒くて、寒くなってきて、凍えていって

それなのに何か、どこかを焦がすような焦りが身体中を這いまわって、気持ち悪くて

救いが欲しくて、でも自分の内界ですら見渡しても寄る辺すらなくて

どうせなら、そう感じている自分自身すら消し去ってしまいたくて

だってそうだろ、消えてしまえば、しがらみが消えてしまえば、因果因縁縁起も断ち切ってしまえば

この自分の視界という世界に、何もなくなって消え去ってしまえば、もう「どこかへ行きたい」なんて思う事もなくってさ

いい加減に、ゲームクリアをさせて欲しい

まだか、まだなのか「この世界の終わり」は

プラネタリウムのような閉塞感がこの世の基底ならば、こんな世界なんて壊れてしまえば良いんだ


何もない世界で繰り返す日々を生きるくらいなら、

かつてあれほど切実だった喪失を繰り返し刻み付けて、生きて、果てたい

  • https://anond.hatelabo.jp/20200104195517 どうすればこうならなかったんだ、誰も教えてはくれなかったじゃないか 誰かの心に触れあるいは触れられる幸福も、一つの事に打ち込む直向きさも、内...

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