たまに空虚な感覚に襲われる。
実家の自分の机であのころの思い出に浸っている時、あの頃の音楽を聴いたとき、あの頃の友達と久しぶりに会った時。
想像した自分とは全く違うものになっている。
と同時に、それなりに思い通りに生きてきた感覚もある。
これからはどうしよう。
あのころと同じ、どうかしたい想いはあるが、どうにかなる気もする。
夢の軟着陸。
そんなに離れていないけど、そこまで近くもない。
手を伸ばせば届くけど、伸ばす気持ちが熱を持たない。
理想を追いかけるものでもない。
夢の軟着陸。
滑走路は何を示す?
行先でも終着点でもない、ただそこにある軟着陸の場所。
終わらないけど始まりもしない日常がまた来る。
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