■なんでも貶せる才能
前の前の前の前の職場に、なんでも貶せる才能をもっている男がいた。
その男は才能を生かし出世していった。
彼は何をやったかというと、
「気に入らないやつがやることをとにかく貶す。」「悪い噂を流す。」
ということをする。これでターゲットにされた人間はパフォーマンスは落ちるし、周りからきつい扱いを受ける。
これだけだとただのイヤな奴なので、各個撃破の形をとる。敵を増やして団結させないためだ。
他の人は貶さない。または褒めておく。
一人ずつ一人ずつ潰していき、一人潰したらまた次の人を貶し始める。
昨日まで褒めていた人間でも、突然貶し始める。
そして、お気に入りの人材でその会社を乗っ取ったのだ。
なるほど、うまい方法を考えたものだ。
その会社はもうつぶれたけどね。
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