ある種の「病」に罹患することによって、生体メカニズムが好調になるということがある。だったらそれでいいじゃないか、というのが私のプラグマティズムである。「属国」であり、「辺境」であることを受け容れ、それがもたらす「利得」と「損失」についてクールかつリアルに計量すること。病識をもった上で、疾病利得について計算すること。それが私たちにとりあえず必要な知的態度であろうと思う。健康であろうとしたせいで早死にした人間をたくさん見て来たせいでそう思うのである。
ある種の「病」に罹患することによって、生体メカニズムが好調になるということがある。
だったらそれでいいじゃないか、というのが私のプラグマティズムである。
「属国」であり、「辺境」であることを受け容れ、それがもたらす「利得」と「損失」についてクールかつリアルに計量すること。
病識をもった上で、疾病利得について計算すること。
それが私たちにとりあえず必要な知的態度であろうと思う。
健康であろうとしたせいで早死にした人間をたくさん見て来たせいでそう思うのである。
http://blog.tatsuru.com/2007/05/31_1136.html
Permalink | 記事への反応(0) | 10:17
ツイートシェア