2019-07-14

ぼくは人工無脳

今日もまた自分言葉を発していない

「そのように言ったほうが世間体が良いだろう」とか

「この状況なら人間普通そういうだろう」とか

そういった考えで物を喋っている

 

統計的言葉を選んでいるのだから人工無脳と変わらない

ここに居る人間は生き物の皮を被った機械である

言うべき時に言って、笑うべき時に笑い、悲しむべき時に悲しそうな顔をする

怒られると反省しているようにして、誰も居ないところでは完全に停止している

 

その機械すら実は皮でしかないのだが

機械の皮を剥ぐと、おぞましく汚いものが出てくるだけなので

誰にとっても幸せなことはない

今日も人の皮を模した機械の皮に身を隠している

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