ふと月曜日の仕事の憂鬱さについて考えてしまったせいで大嫌いな上司の顔が頭から離れなくなる、そんな瞬間が誰にでもあるものだし、つい今しがたの自分がまさにそれである。
そうなった時最後にどうなるか、これは人によってまちまちなんだろうが自分はそういう時に「死ね!」と大声で叫んで右足で地面を思い切り踏んづけてしまう性癖を患っていた。
だが教の私はそうではない。
頭に浮かぶ「死ね!」の大文字に抗って、口から音を発すること無く怒りを鎮めることに成功している。
思わず涙しそうになったのを知覚したときには、既に大粒の雫が一条滑り落ちていた。
成長だ。
この人生において自分の成長を実感したことが久しぶりすぎて思わず泣いていたのだ。
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