2018-07-24

anond:20180724173508

客観的にというのは、「誰が、いつ、どういう状況で、誰に、何を言ったか」を確認するということ。

「それは差別だ」と言われている状況なので、その「差別だ」という主張の内容が事実合致するかを確認すれば良い。

「誰が、いつ、どういう状況で、誰に、何を言った」が客観的事実が正しく主張されているか。これが正しくなけれれば、「あなたの主張は事実誤認に基づいたものです」で終わり。裁判と同じで、訴えられている側は訴えが正しくないことを指摘すれば十分。

客観的事実が正しく主張されている場合、今度は、「誰に対するどのような差別」と言っているか確認する。

仮に本当に差別であれば、発言によって、差別被害者に何らかの不利益が生じていなければならず、その不利益の内容が、主張する内容と合致している必要がある。これもさっきと同じで、どこかに正しくない部分があれば、それを指摘して終わり。

ここでも主張が正しいことが確認されたら、主張を認めるしかない。

記事への反応 -
  • 「差別的な発言をする意図はございませんでしたが、ご不快にさせてしまったことを申し訳なく思います」 ↑の発言が「不快にさせた」ことに対する謝罪で、「差別発言をしたこと」に...

    • 「意図があったかは関係ない」というのは、「差別発言」という事象が成立するに当たって「関係ない」という主張であって、「成立した上で意図があってもなくても重大さは同じ」と...

      • どうやって客観的に判断するんですか?

        • 客観的にというのは、「誰が、いつ、どういう状況で、誰に、何を言ったか」を確認するということ。 「それは差別だ」と言われている状況なので、その「差別だ」という主張の内容が...

          • 基本的にぐうの音の出ないほど同意なんだけど、実際の差別発言の論争は裁判のようなものではなくて、発言者側に弁護の機会は与えられないのよね。特に企業に属する場合は。 「こい...

            • ほんとだ。確かに。 特に消費者を相手にしてる企業なんてイメージが落ちたら終わりだから、反論する力なんてないよね。 差別関係は外野は黙ってないとフェアじゃない。

      • まず「発言者の意図に関係なく『差別発言』という事象は成立する」が真ならば、あらゆる発言は『差別発言』にすることができるので、やはり暴論だと思う。 例えば「女性は一般に男...

        • 主張は論理的に行うべきでありアンケートではない。裁判でアンケートを取らないのと同じ。

          • 主張は論理的に行うべきってのは同意なんだけど、「女性は一般に男性より背が低い」を差別的と捉える人間に、どう論理で諭せばいいんですかね。上記は例だけど、最近の某女性エン...

            • 発言には言葉だけじゃなく、「誰が、いつ、どういう状況で、誰に」というのがあるのだから、そもそもアンケートをとるにしても、「これは差別だと思いますか」というアンケートを...

              • 「誰が、いつ、どういう状況で、誰に」という情報を付ければ、アンケートを取ることは可能でしょ。 「大学教授のAさんは日本における男性と女性の平均身長を知りたかったので大規...

        • まず「発言者の意図に関係なく『差別発言』という事象は成立する」が真ならば、あらゆる発言は『差別発言』にすることができる 条件足らないじゃん。 誰か一人でも「差別だ」と表...

        • 「女性は一般に男性より背が低い」 に差別性を感じない人は、例えば、 「日本人男性は一般にチンコが小さい」 にも差別性を感じないものなのでしょうか・・?

          • 「女性は一般に男性より背が低い」は統計的かつ客観的に事実なので、差別性はないでしょ。 もしこれが差別なら「女性は一般に男性より寿命が長い」も差別になる。 「(欧米人に比...

          • 「女性は男性より背が低い」が差別になる場面ってあんまりなさそうだけど、例えば、男女混合で行い、かつ背が高い方が有利とされるスポーツ競技(そもそもこれがすごく少なそうだ...

    • 日本人って結局謝罪の場でも慇懃無礼かますんだ そらペリーさん怒って黒船から大砲ドカーンってやるわ

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