海外は知らんが少なくとも日本のシステム屋って多少いい加減な奴の方が向いてる気がする。
顧客と何度も打合せしたりQAを山ほど投げて全ての仕様を顧客の同意の上でガチガチに決めていくよりも、実現したいことが要件として出てきてるなら何となくで画面イメージなりモックなりを作って見せた方が早いし、それを見ながらこういう感じがいいとか言える。
そもそも客側としても欲しい機能はあるけどフワフワしすぎてて具体的なイメージがないことが多いし、今年から発注側に回ってなおさらそう思うようになった。
それにシステム屋の方から先に具体的なイメージ出した方が顧客の想定と違ってもそれを手直しして最終稿に近づける流れになりやすいからシステム屋の方が主導権握りやすいだろうし、頼む側からしたらシステム屋に主導してもらった方が楽(金銭面では多少値切るかもしれんが)。
そもそもシステム屋の営業やらSEの本来の仕事ってそういうのなんだけどな。