2018-04-08

anond:20180407210310

ごきげんよう

ごきげんよう

さわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空こだまする。

マリア様のお庭に集う乙女たちが、今日天使のような無垢笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。

汚れを知らない心身を包むのは、深い色の制服

スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ。

もちろん、遅刻ギリギリで走り去るなどといった、はしたない生徒など存在していようはずもない。

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