自分がいま何をしているのかを意識するほかないのだ。そのとき手を止めて、静かに手を洗いにいく勇気が必要なのだ。
手を止めたとき、早く手を動かさなければ狂っちまいそうになる。それでも手を洗いにいく勇気が必要なのだ。
そして肝心なのは久々の性欲が訪れたときなのだ。なぜならその時にはもはや、手を止めることすら忘れてしまっているからだ。
欲とはまるで記憶を逆さにしたもの。記憶とは次第に思い出していくものだが、欲は次第に忘れていかなければならない......
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