軽蔑とかそういう感情はいっさいない。子供舌だなーとかも思わない。
ただただ気の毒。憐憫の感情しかない。
煮えたぎるチゲ鍋。
沸騰寸前まであたためたおでん(おでんは沸騰させてはいけない!)。
まだじゅうじゅう言っているサンマの塩焼き。
メガネがくもるほど湯気を立てているシチュー。
肉まん、あんまん、焼きおにぎり、アヒージョ etc...
冷めてるだけで魅力が9割方失われるこれらの食べ物たち。
こいつらをだな、ヤケドで口の中の皮をベロベロにしてヒイヒイフハフハ言いながら食う幸せ。
それを知らないなんて、そのことがひたすら可哀想。
目が見えない人、耳が聞こえない人たちに対して健常者が覚えるある種の「すまなさ」にも似た何かがある。
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