これだけ話題になって、断片的なネタバレにも触れつつようやく重い腰を上げ、さあ批評してやるぞ、普通に面白かったくらいじゃ許すもんか、
お前らはあれだけ傑作だと祀り上げたんだからな!という気持ちで観賞したシン・ゴジラ。
それがあなたたちの見た映画。
公開日初日の初回上映、まだ何の先入観もなく、不安と期待を抱きながら観賞したシン・ゴジラ。
それが、僕の見た映画。
もう、ほとんど別の映画だと思う。
そして、そのことについて僕があなたたちに圧倒的な優越感と憐憫とを抱いてしまうこと、心の底から懺悔したい。
そう、あなたたちはなにも悪くない。
悪いのは僕の醜くゆがんだゴジラのような心根だ。
…ああ、それにしても哀れなやつらだぜ…
Permalink | 記事への反応(0) | 15:03
ツイートシェア