2015-11-04

この社会から何かを相続しそこねたような感覚

自分を含めた1割ぐらいの人間は今の時代を生きるのに必要なはずのものをこの世界から与えられるのを忘れられたような感覚がある。

ちゃんと列に並んで貰いに行かなくちゃいけない時にそっぽを向いて遊んでいたんだろうか。

どうにも他の多くの人はちゃんと持っているはずのもの自分だけ持っていないような感覚がある。

体育の授業を自分だけ普段着で受けているような、職場自分だけネクタイを締め忘れているような、そんな違和感がどこまでもついてくる。

自分のような人間絶対子供を育てちゃいけないんだろうなと時折思う。

きっと自分の子供がその何かを社会から受け取らなくちゃ行けない時にちゃんと導けないから

でも自分自身は親を恨んだりはしていない。

多分自分の親はちゃんと自分社会からその何かを受け取れるように準備してくれたんだろう。

でも自分がそれを受け取るのをうっかり忘れていたんだ。

そしてそれは手に入れ直す機会は幼いうちには何度かあったんだろうけど、今の自分にはもうないんだ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん