2015-09-21

自分死ぬということ

みんなこうしてインターネットをしてぶらぶらしてたりシャカシャカ生きていたりする中で、それでも自分はいつか必ず死ぬのだということをひしりと受けとめ、時にそれについて思索なんかする人が日本人にどれだけいるのだろう。多くのひとはそこに生と死への葛藤をどこかで自覚しながらも、「考えてはいけない」とそれをネガティブものとして打ち捨てて、前を向こうとするように見える。みんないずれ死ぬ。それだけが真理なのであって、それ以上に確かなものなんてありはしない。そして私はなぜか自分死ぬということを想像するとどうしても涙がでる。それがいったいどういう感情なのかさえわからぬままに。なぜ?ナルチシズム?ヒロイズム?わからない。想像してみてほしい、自分が死んでいくこと、自分の死後のこの世界のこと、愛しているもの、愛していたもの、それらすべてにまつわるものを。自分死ぬということを。

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