■恋の延長線上
今までの恋愛はいつも受け身。
片思いは何度もしてきたけれど、告白をする勇気もなく
気持ちは膨らんではしぼんでの繰り返し。
いつも、告白をされて付合うという過程を通ることで
その人のことを知ったり、恋愛とはきっとこういうものなんだろうと
それなりに楽しさを感じていた。
自分が好きになって付き合ってみたい人と付き合うのではなくて
好意を受けているから、きっと嫌われないだろうという守りの態勢。
小心者の私の恋愛なんぞ、それで十分だと思っていた。
(今考えれば、そんなきっかけだったなんて言えなくて
相手に対して失礼だったなと反省している)
そんなんだから、別れの時も一方的に冷めていたんだろう。
でも、今の恋人との付き合いは
今までと180度違う。
自分が好きになった人と付き合えること。
好きな人から好きだと言われることはこんなにも嬉しくて
幸せを感じられることだっただなんて。
恋の延長線上を今、私は初めて歩いている。
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