俺は「萌え」より「燃え」の方が好きなんだ、なんて意見をよく目にする。
なるほど確かに巷には萌えが溢れてるし、今では貴重になった燃えを求めようとする気持ちは分からんでもない。
とはいえ萌え厨も燃え厨もどっちも紋切り型を消費している点では同じじゃないだろうか?
たまこまの萌えとごちうさの萌えとゆゆ式の萌え……ひとくくりに萌えとまとめてしまうけど、内実はそれぞれ全然違うはず。
最近(すでに死語?)はブヒるなんて性欲と直接的に結びつけた表現が出てきたけど、むしろ萌えからは性欲と相反する面を抽出できるはずだ……たとえばごちうさのあの「エロくなさ」はどうだろうか?
ここら辺、ぼんやり考えてみる分には悪くないと思うんだけどな。