母の日を前にして、近所のモールで色々な催しが行われている。
僕の母親はもう何年も前に亡くなったが、もし仮にあげるとしたら何がいいだろう、と見て回るのは楽しい。
行かない旅行の計画を立てたり、住まない部屋の間取りを検討したり、元々そういうのは好きだ。
実際には渡さないのだから、嵩張りそうだとか汚れ易そうだとか、そんなマイナス点を気にする必要もない。
母は僕に対していくらか過干渉のきらいがある人だった。僕はいつも母の眼を恐れていた。
彼女が今も生きていたら、マイナス点ばかりに気が行って、プレゼントを選ぶのも苦痛だったかもしれない。
ふるさとは遠きにありて思うもの、だ。
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