あんたら知ってるかなぁ?
悪魔はなぁ、”てっぺん”に住むんやで、途中には住まへんのや。
「ついたで!やったで!わいはやり遂げたで!!」そう思うたらなぁ、
せやからな、忍び寄る悪魔に聞こえるよう、わいらはこう叫ばなあかん。
「まだや! まだや! まだまだや!! 上や、もっと上や!!
こないなところは、わいには低すぎる!!!」
心からその言葉をいうたらなぁ、新しい峰がドーンと目の前にでてきよるんや、
もっと高い峰があらわれよるんや。
その瞬間、悪魔はな、新しい”てっぺん”へと飛ばされよるんや、否応なしにな。
そしたらもう大丈夫や、わいらはまた高い峰を登り始めたらええ。
自慢なんかしたらあかんでぇ、慢心は高い峰を消すんや。
峰は消えてあんたのおるところがてっぺんになって悪魔は戻ってきよる。
不死身の悪魔に喰われんよう、いつも頂上を目指してなアカンのや・・頂上
・・・そう、兆上!、兆上や!!
おもいつきやないでえ、わいらはいつも兆上を目指さんとアカンのや!!
億あるからゆうてフェラーリエンツォなんかこうとったらあかん、
そないに低いところで慢心しとったら喰われるしかないんや。
わいらには兆しかない
わいらが見るのはいつも兆だけや
わいらはひたすら兆上へと登るんや!!
兆や、兆るんや!!!!!