新作の為に書店に潜入する読者。
だが、それは佐藤大輔の巧妙な罠だった。
「読者のプライドは 私に崩される為に築いてきたんですものね」
「よかったじゃないですか 文庫版のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、書下ろし短編を用意しろ。みんなで気持ちよくやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「読者の生購入ゲ~ット」
(いけない…!新作に飢えてるのを悟られたら…!)
「生読者様の生購入を拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…感じちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、ツボに入ってしまったか。甘い読後感がいつまでもとれないだろう?」
(利用ジェネレータ http://tigerdoujou.web.fc2.com/gen/crigene.htm )