2013-11-21

http://anond.hatelabo.jp/20131120041611

円高による交易利得は確かにゼロではない。だが実際問題としてその影響は臨床的に意味のある効果量ではない。

為替交易利得の推移を比べてみれば分かりやすい。円高が交易利得に小さな効果しかもたないため、

円高による交易利得の拡大が円高によるGDPの縮小を上回ることは滅多にない。

まりGDP交易利得の影響を加えたGDIで考えても、通常は円高でGDIは拡大せず

円高で内需拡大はやはり無理な相談

通常でない滅多にないケースは完全雇用GDPがもはや増えない状態に維持され、

交易利得の拡大の恩恵けがある場合。この時は円高でGDPは変わらずGDIは増え、内需が拡大する。

記事への反応 -
  • たとえばゼロ金利解除を匂わせたりして、海外の人が通貨円を買う量を増やせば円高に働く。 しかし、通貨とは特殊な形の中央銀行の債務、広義の政府の発行する国債の一種である。 ...

    • 内需に関係するのはGDPではなくGDI。 生産活動を表すGDPに交易利得を加えるのが必要。 日本は輸入より輸出の方が円での契約が多い。 その差だけ円高は交易利得を改善して内需拡大の...

      • 円高による交易利得はゼロではない。だが実際問題として意味のある効果量ではない。 為替と交易利得の推移を比べてみれば分かる。円高が交易利得に小さな効果しかもたないため、 ...

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