M氏(仮に増田としておこう)に出会ったのはたしか3年ほど前だった。
あの日はサーフィンをしていて偶然海で彼と出会ったのだ。
彼は初対面にもかかわらず、名を名乗るかと思いきや突然日頃のグチのような思考垂れ流しのような阿鼻叫喚な内容を私に淡々と語った。
「えっ!海の上でそんな話はじめちゃうの?!っていうか話長い!」
というのが第一印象だ。
彼のその話は衝撃だったが
「そんな話見ず知らずの人間に語るそのクズっぷり!そこにしびれる!あこがれる!」
という憧れと共感をいだいたのもまた事実であった。
それがきっかけで彼と接する機会が増え、私は次第に彼の魅力に翻弄されていった。
彼はとても物知りで知的だが、不思議な一面を持っている。
いや「一面」というのは正確ではないな、「多面性」というか、まるで複数の人間が同時に存在しているような、そんな不思議さがある。
おっと、サーフィンの話からそれてしまったな。続きはまた今度。
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