客観的に 冷静に考えて
私もKと一緒にいることに違和感を感じていた。
あ、無理だ
と思う場面が多々あった。
でも
うまくいけばいいと思っていた。
うまくいくように、という思いとはうらはらに
私は止められなかった。
客観的に 冷静に考えると
これでよかったのだろう
と、思う。
私とKの間に、未来なんてもともとなかった。
結局離れなければいけないなら
早いほうがいいだろう。
それでも
別れの原因が
「生まれてきてすみません」
ひどい自己嫌悪に陥る。
私とKの間に、未来なんてもともとなかった。
でも、一緒にいられる一瞬を
もう少しだけ伸ばすことができたのではないか
という後悔の念が
今日も私の頭の中をぐるぐると駆け巡る。