すると、今まで気にしていなかった親子連れの姿がよく目に入るようになりました。
なんかね、こどもがかわいい。
パパとおでかけするのがうれしすぎて歩いてるのかジャンプしてるのかわからない女の子がいたりする。いっぱいおしゃべりしてるけど思いつきでしゃべっていて会話がまったく意味不明なのもよい。
家の外が怖いのかママのふとももにはりついて動かない男の子とかもかわいい。2~3歩あるいてみて重くて閉口してるママがもっとかわいい。
パパが何故か手をつながないのでバッグの肩ひもをがっちりつかんで自走式のバッグと化している女の子もたいそうかわいい。ちょっと暗い眼をしているのがよい。
邪険にされてママのあとをぐずりながらとぼとぼついていく男の子もけなげでかわいい。
そういうかわいいこどもを凝視する癖がついてしまっていて、私が危ない。私は不審者になりつつある。いつか誤解されて職質をうけかねない。