■人間は共通の敵を前にした時、最も強く団結する
これ、震災後の東電内部で起きていることじゃね?
集中的に非難される存在となった東電にとって、外部は全部敵になってしまった。これにより社内は団結し、経営陣は社員(の待遇)を守ろうとし、一般社員は「俺らが電気作ってやってる」「世の中支えてる」「我々は正しい」「世間に負けるな」「我々の施設を被災者に使わせるな」「我々の病院に庶民を入れるな」等という意識を強くした。
こうしてどこにも勝者のいない、国民と東電の「Lose-Lose」な関係が築かれたのであった。
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