2011-10-11

愛すべき人のこと。その2

神に誓おう。仏でもいい。

僕は心の底から彼女の恋が成就することを祈っていた。

そのために、何のバイアスもかけない言葉だけを伝えるようにした。

「君は悪くない。でもこうしてみたらもっとよくなると思う」

「僕も同じ事を考えたことがある。でもうまくいかなかった」

「僕と同じ失敗をして欲しくない」

「一度は失敗しないと分からないけれど、できれば終わらせて欲しくない」

「君がつらいと思ったら、深追いしちゃダメ

ぜんぶ、自分経験してきたこと。自分が出来なかったこと。

彼女は僕自身だから、僕も彼女に期待をかけていた。

僕に出来なかったことを成し遂げてほしい。そして幸せになってほしい。

そんな想いだけがあった。


彼女は僕のことも愛してくれた。

ふたり同時に好きになるって、本当は許されないのかな。

僕はそんな引っ掛かりもあったけれど、それでも、僕は彼女めいっぱい自分のことも愛してくれることが、ほんとうに嬉しかった。

ちゃんと、節度はあったのかな。

普通に見たら、どう考えても許されなかったけれど。

それでも、自分たちの間には、ちゃんとラインが引かれていた。

それでよかった。僕がそれ以上を望んでいることも、彼女には正直に伝えたけれど。

でも、ふたりが納得して決めたことでないと、意味をなさない。

から自分たちの間には、ちゃんとラインが引かれていた。

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