香川に移り住んですでに10年を経過しましたが、未だに小心者の腹黒い人たちに慣れません。
長い付き合いの間に言いたいことがあれば、その場で表現するなり、小出しで言えばいいものをなぜか腹の中にためこんでしまい、何らかのときにまとめて大放出という技にはいつまで経ってもなれません。協調性を重視しているからと昔は一応納得していましたが、よく考えれば、人間関係を壊さずに伝えるべきことは毅然と伝えるということの覚悟や自己表現ができない人たちが多いからかもしれません。そういう部分がどうしても受け入れられない自分の小ささが災いしてか、親しい人たちは全員県外出身者か県外在住になってしまいましたが、今、ここを離れると衣食住に困ることになるので、とりあえずは「空も海も山も小さいところの人たちだから仕方ないか」と自分を納得させることにします。