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2020-12-18

血圧の話

血圧の仕組みの二番煎じ

  

血圧概念

血圧心拍出量(心臓が送り出す血液の量)×末梢血管抵抗血液の通りにくさ)で表される。

しわかる人なら「これで表される血圧って何ぞ?」となるが

心臓が送り出す血液の量と血液の通りにくさが血圧関係していると思っとくれ。

血管抵抗はだいたい血管の狭さと硬さによって決まる。

満員電車で人が多く乗り込むとすごく押されるし、車内が狭いとすごく押される。壁がフレキシブル電車ならまだ余裕を作れるがそんな電車はない。

ちなみに外から見て太い血管でもコレステロールというお荷物のせいで中が狭くなっている血管も多い。

見た目太いのに採血で失敗されるのはこういう血管である

  

収縮期期血圧(上の血圧

血液を送り出すときに血管の壁が押し広げられて受けている圧力

広げられているときのに収縮期とはこれいかに?と思われるだろうが、心臓が収縮しているときという意味である

測定においては、圧力をかけて血流を止めてそこから除圧して血流が再開したとき圧力である

  

拡張期血圧(下の血圧

血液を送り出した後、残った血液によって受ける圧力

太い血管の動脈硬化では下がるが、小さい血管の動脈硬化では上がる

動脈が固いと血液動脈内にたむろできない=送り出した後はあまり残ってないので小さくなる

ちなみに心臓付近の冠状動脈へはこの時に血液が送られる。

測定においては、血管の圧迫を解除していくときに乱流(コロトコフ音によって観測できる)がなくなった時

もしくは複数の圧センサーで血管による圧力を感知できなくなった時の圧力圧力計を複数並べるとそれぞれの圧力の変化や差から血管を区別できる)

  

脈圧

上の血圧から下の血圧を引いたもの

これが大きいと太い動脈まで動脈硬化を起こしている可能性が高い。

拡張期血圧サゲ、収縮期血圧アゲなのだから当然である

  

平均血圧

心臓血液を送り出した力が、遠くまで行くと枝分かれしたり血管の弾力に吸われて脈圧の差が減ってくる。

脈圧が0近くになったところが平均血圧

測定においては、かっこよく言えば測定で得られた圧波形を時間積分して時間で割った数値。

近似値として、拡張期血圧+脈圧÷3を使う

  

脈波伝搬速度

長い布をバサーッってやると波打って力が伝わる感じがするが、鉄板でこれをやると風情も何もなく向こう端まで一瞬で力が伝わってしま

血管が硬いと脈の伝わる速さが早くなるのである

血圧計を両手両足で測るアレである

  

  

とりあえず飽きたので終了

 
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